昨年に続き

2015.12.17

昨年の今時期のnewsブログのタイトルは、「ギャラリー納め」。
桃居さんでの升たかさんの個展へお邪魔させていただいた記事でした。

そして、今年も同じように升さんの個展へ。
私たちが良く知っている絵付けの作品の他、象嵌の作品も並び、今回はこちらの作品を連れて帰ってまいりました。
何気ない模様が絶妙な揺らぎで表現され、手にとった時の収まりも良く、手の中でいつまでも温めていたくなるポット。
升さんの作品からにじみ出る景色は、升さん自身が辿ってきた多角な道が礎となってきているのでしょう。

今回も桃居の広瀬さん、升さんとの楽しいお話は尽きず、気がつけば陽がすっかり沈んでいました。
途中、花道家の上野雄司さんも参加されての花活けパフォーマンスのお話。
陶芸家としての顔から、プロデューサーの顔になる升さん。
寺山修司主宰の劇団「天井桟敷」の劇団員であった経歴からか、熱の入ったアドバイスに横でお話を聞いていても引きこまれてしまいました。
上野さんの今後の活動に、升さんの提案がどう表現されてゆくのか。
聞けば、上野さん高崎にご縁がおありだそうで、次回は高崎で再会するお約束をさせていただき帰路につきました。

matkaでの升たかさんの個展は、5月に開催予定です。
詳しい情報は後ほど。。。

象嵌ポット/升たか
茶杯/生形由香
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