「森とくらしと 山本美文 木工展」シェーカーBOX

2016.11.24

朝から静かな雪が降っていた高崎。
お昼過ぎにはやんでしまいましたが、紅葉の鮮やかな赤と雪の白のコントラストをほんの少しの時間楽しませていただきました。

「森とくらしと」展にあわせ、山本美文さんにつくっていただいた珈琲の道具を詰めた珈琲手箱。
ケースとなるオーバルボックスは、美文さんの定番となっているシェーカーボックスです。

19世紀のアメリカで、イギリスから移住してきたシェーカー教徒により、機能性と実用性を追求して生まれたシェーカーボックス。
質素かつ勤勉、そして規律を大切にしてきた彼らは、食べ物や家具、道具なども全て自給自足。その中で機能性・実用性を追及して生まれた暮らしの道具のひとつが「シェーカーボックス」です。

裁縫道具を入れたり、テーブルの上で雑然としがちな道具類、お茶の道具を纏めておくといった使い方も。
今回の展示から、シェーカーボックスの蓋を2タイプから選べるようになっております。

ご注文後できあがりまで少しお時間をいただきますが、手元に届くまでの時間も楽しみのひとつ。
店頭にてお手にとってその佇まいの美しさを感じていただけますと嬉しいです。


森とくらしと 山本美文 木工展
2016年11月19日(土)ー11月27日(日)
11:00 ー 19:00

代表的な白漆の色は、奥行きのある温かなグレーがかった白。
シェーカー様式にまなんだ、美しく機能的な道具、器たちは、試しては手を入れ、また試して。。。生活に寄り添い生まれたモノばかり。
「簡素」「機能的」「調和」を感じる展覧会です。

山本美文 木工
1959 |岡山市生まれ
1988 |信州で10年間木工を学び、木曽に工房を開設
1997 |故郷の岡山の海辺に工房を移設
2006 |住宅誌「住む」の紙面でシェーカースタイルの
    生活道具を発表し反響を呼ぶ
    同年、倉敷のクラフトフェア立ち上げに参加
2013〜|「牛窓クラフト散歩」のディレクターを務める

シェーカーボックス 大/山本美文
豆入れ/山本美文
カップ 小/山本美文
烏泥丸急須/東屋
白漆小皿/山本美文
菓子切り/山本美文

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