「森とくらしと 山本美文 木工展」キャリアボックス

2016.11.26

今回の「森とくらしと 山本美文 木工展」において、シェーカーボックスに並び皆さんが目をとめてくださるのは、やはりシェーカースタイルのキャリアボックス。

ーシンプリシティー
すべてにおいて簡素であること。
のシェーカーの思想がそのまま形になった美しいボックス。
ちょうどティッシュボックスがおさまるサイズですが、もともとは物を運ぶための形。
お茶の道具を運んだり、趣味の道具を運んだり。。。伊藤まさこさんはタオル入れにお使いだとか。
こんな素敵なボックスがあったら、収納上手になれそうな気がいたします。

ご注文後できあがりまで少しお時間をいただきますが、手元に届くまでの時間も楽しみのひとつ。
店頭にてお手におとりいただき、その佇まいの美しさを感じていただけますと嬉しいです。

「森とくらしと 山本美文 木工展」、会期は明日27日(日)までとなっております。
山本美文さんの、誠実なデザインの数々を愛でにお出かけいただけますと嬉しいです。

※シェーカースタイル
必要以上の装飾性を避け、機能性を追求した実用的なもののみを、自らの丁寧な仕事によって創り出したシェーカー教徒の手から生まれた、実用性や仕事の完壁さだけにあるのではなく、それらを超越した美しさ、装飾を排除した中から生まれた機能美、洗練されたフォルムが特徴の生活道具。 

※シェーカー教徒
18世紀後半から19世紀にかけてニューイングランド地方でマザー・アン・リーをリーダーとして発足してキリスト教の教団で、アメリカにわたり発展した。厳格な清教徒で、所有欲を嫌い、規律を重んじ、労働を尊び、その労働によって高い精神性を保てると信じていました。質素かつ勤勉、そして規律を大切にしてきた彼らは、食べ物や家具、道具なども全て自給自足で生活を営む。


森とくらしと 山本美文 木工展
2016年11月19日(土)ー11月27日(日)
11:00 ー 19:00

代表的な白漆の色は、奥行きのある温かなグレーがかった白。
シェーカー様式にまなんだ、美しく機能的な道具、器たちは、試しては手を入れ、また試して。。。生活に寄り添い生まれたモノばかり。
「簡素」「機能的」「調和」を感じる展覧会です。

山本美文 木工
1959 |岡山市生まれ
1988 |信州で10年間木工を学び、木曽に工房を開設
1997 |故郷の岡山の海辺に工房を移設
2006 |住宅誌「住む」の紙面でシェーカースタイルの
    生活道具を発表し反響を呼ぶ
    同年、倉敷のクラフトフェア立ち上げに参加
2013〜|「牛窓クラフト散歩」のディレクターを務める

キャリアボックス 小/山本美文
カップ 大・小/山本美文
白漆小皿/山本美文
菓子切り/山本美文

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