お茶のある景色 展 2019.12.7(土)ー12.22(日)

2019.11.28

SŌK / ERICA SUZUKI CERAMICS EXHIBITION会期中ですが、次の展覧会のご案内です。
matkaでのご紹介がはじめての作家さんも多く参加してくださる「お茶のある景色」展。
私にとって、仕事の合間にふと手を止め、作家さんの器でお茶を煎れる時間は、心を切り替える良い時間でもあり、なんとも贅沢な時間でもあります。
2019年最後の展覧会は、そんな贅沢な時間を楽しんでいただけるよう、以前からいつかmatkaで紹介したいと願っていた方達が一堂に会してくれる展覧会です。
気忙しい師走の空気の中ですが、ゆっくりとした時間の流れを感じにお出かけいただけますと嬉しいです。

お茶のある景色 展
2019年12月7日(土)ー12月22日(日)
open 11:00 - 19:00(日曜のみ17:00閉店)
会期中休業日 10・11・17・18日

湯の沸く音、器の音、客人と交わす言の葉。
ふと立ち止まり静かに座って一服のお茶を喫する心の余裕、そこにお茶がある事で流れる穏やかな時間。
お茶を喫する、愉しむ時間の為の美しい器、道具たちのご紹介です。
今回の企画に合わせ制作してくださった山本美文さんのお盆、そのお盆に共鳴した4名の作家がそれぞれの世界を魅せてくださいます。

1,桑原哲夫(陶磁器)
凛とした佇まいと優しい色目。桑原さんご自身を写しているような丹精で丁寧なつくりは、使い勝手の良い作品ばかりです。
2,黒川登紀子(ガラス)
儚さや脆さといったガラスの印象とは違う、柔らかさを纏った黒川さんの作品。色と色が重なる様、光と色の重ねをお楽しみください。
3,松本美弥子(磁器)
なくても困らないけれど傍に置いて眺めていたいもの。使う人の色が入ってはじめて完成するような余白のあるものを作りたいという松本さんの作品です。
4,安福由美子(陶器)
そのフォルムと釉薬の響き。シンプルでいながらも存在感を放つ作品の気配を感じていたでけますと嬉しいです。
5,山本美文(木工)※お盆による賛助参加
「簡素」「機能的」「調和」というキーワードが浮かぶ山本さんの作品。シェーカースタイルから学んだミニマルな美しさを持つ作品たちです。

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